台湾で日本語は通じる？台湾旅行で日本語でも楽しめる観光スポット8選もご紹介！

こんにちは！来来台湾のゆーたです。

私は現在台湾在住なのですが、よく台湾旅行に来る日本人に、「台湾って日本語が通じるって聞くけど本当なの？」と良く聞かれます。実際にテレビでも日本語が通じると放送されていたりしますよね。そこで今回は現地在住の視点から見て、台湾で実際にどのくらい日本語が通じるのかまとめてみます。また台湾旅行の際に日本語でも楽しめるスポットを7つご紹介したいと思います！

どうして台湾では日本語が伝わるといわれているのか？

これは台湾の歴史が関係しております。台湾は以前、清という国の一部でしたが、日清戦争によって日本が勝利した後に清から台湾を譲り受けます。そのため、1895年から1945年までの50年間、台湾は日本の統治下に置かれておりました。その間は日本語教育だったので、今からおよそ80年ほど前では普通に日本語が使われており、その世代だった年配の方は日本語が話せるというわけです。

実際に10年ほど前にホームステイ先のおばあちゃんと会話した時は、日本人が話すイントネーションの完璧な日本語だったのでかなりびっくりしました！現在は中国語が主流なので、日本語がネイティブの人はかなり減ってしまったのですが、日本に興味を持っている人も多く、その影響で日本語を勉強している人も多いです。そのため、日本語が伝わるといわれております。

実際にどれだけ日本語が通じるのか？

それでは実際にどれだけ日本語が通じるのか現地在住目線で解説したいと思います。台湾旅行のご参考に！

空港内

まず台湾に入国すると空港に到着します。空港内ではどうでしょうか？空港には世界から多くの人が訪れるので、外国語は英語が主流のような感じがします。インフォメーションセンターなども英語は通じますが、日本語が通じたことは経験としてあまりありません。

何度かカタコトの日本語で説明する人には会ったことがあるのですが、それでも単語を繋げて会話する程度なのでちゃんと会話できるかと言われればそうではないです。

MRT空港線の窓口

到着が桃園国際空港の場合、そこから台北駅に向かう際にほとんど方がMRTを使って向かうと思います。そこでは切符の買い方や悠遊カード（日本でいうSuicaみたいなもの）を購入する際に日本語がかなり話せる人が1人か2人常駐していました。しかしこれはコロナ前のことで現在はいないです。

もし今後日本の観光客が増えてくると以前のように日本語スタッフが常駐されるかもしれません。

台北駅

台湾の最大の駅「台北駅」では日本語が通じるのでしょうか？台北駅には地下鉄のMRTや、台湾鉄道、台湾新幹線などが通っているとても大きな駅です。中央広場は吹き抜けになっておりとても開放感があります。駅にはいくつかインフォメーションセンターがあり、道に迷った時などの際に利用することができます。私自身も何度か利用したことはあるのですが、日本語を話せるスタッフがいたことはないです。日本語より英語の方が伝わる感じです。

えっ…全然伝わらないの？？？

ここまで空港から台北駅までの紹介をしてきましたが、結論からいうと日本人が思っているほど日本語は伝わりません。実際に生活していて日本語で現地の人と会話できたことはほとんどないです。

日本語でも楽しめる観光スポット8選

でも安心してください！日本人観光客が多い観光スポットなどでは日本語が通じる場所もたくさんあります！そこで今回はおすすめな日本語が通じやすい観光スポットを7つご紹介したいと思います！

台北101

台北101は台湾を象徴する高層ビルです。その高さは508mで現在日本で一番高い麻布台ヒルズの325mをも超える高さです。89階の展望台では、台北の街を一望することができますよ！台北101では日本人観光客が多いため、日本語が話せるスタッフがいることが多いです。

チケットを購入する際の自動券売機も日本語対応されており、有人のチケットカウンターも日本語が通じます。さらに展望台ではタッチパネルでの日本語案内があったり、日本語の音声ガイドも用意されております。

台北101（展望デッキ）
アクセス：MRT淡水信義線「台北101/世貿」駅下車後徒歩3分
料金：600元（約2,700円）
営業時間：10：00～21：00（最終入場：20:15）